2018-07-28から1日間の記事一覧

私的言語論を平明に読むために3

1.258節においてすでに、「E」がある感覚の記号であることの正当化らしきものが登場していた。それが「自分自身に対するある種の直示的定義」と呼ばれていたものである。 この行為によって、「E」が「これ」(その感覚)の記号であることが、「主体自身」に…